2021年1月19日火曜日

Vol.23 「母」と「私」のバランスの取り方の答え

 もう気づけば1月も中旬…ではなく下旬に差し掛かっている。

なんて恐ろしい・・・。


私とミニモニの日常は年末年始も24時間営業してるので、

ゆく年くる年なんて瞬きのように過ぎ、

あ、行っちゃった年末、あ、って言うかもう行っちゃったの年始!?な日々でした。


さて本題へ。


去年の9月頃の投稿でも書いているけれど、

正直12月から1月にかけてやたらと恐ろしいほど精神的にザワザワしていた。

ザワザワし過ぎて書き出すのも億劫、

というか空回りしすぎて書けなかったというのが正しいのかもしれない。



「母」と「妻」と「私」のバランスの位置づけが一向に出来なかったからだ。


否、

もっと言うと 「母」と「私」のバランスだな。うん。

「母」と「妻」のバランスはこれもめちゃくちゃ長くなる議題なので

今回は書かないでおきます。


「母」

こんな議題に時間を割く余裕ができているのだから

ミニモニとの私のバランスはきっと一番取れているのだろうと思う。

実際、育児は毎日感動するほど震えるほど幸せに満ち溢れていて

全てが楽しくて仕方ない。文句なし。

それに育児なんて日々の子供の成長過程で変化してゆくものなので

バランス定義なんてコロコロ変わって当然なのだけれど


なぜだろう・・・


私の「母」としての部分が私自身の割合を占めれば占めるほど

私の中の専念したい事に集中できない私が

もどかしさに苦しんで窒息しそうになっていた。

「もっとゆっくり本が読みたい」

「もっと絵が描きたい」

「もっと文章が書きたい」

(書き出してみると意外とシンプル・・・)

これは仕事ではない。そう。趣味。

いずれは仕事にだって活かしてみたい。

まあでも、こういった願望は本当に育児そっちのけでやったりすると

「母親失格」が出てきそうな案件でもあったりする。


そして当たり前だけれど、そんなまとまった時間など取れずに、

空いた隙間時間でこなそうとしても全然気分がノラない。

結局ソーシャルメディアをスワイプして1時間が終わるなんて日々。


今書いていても思うけれど、

そういうときは大概疲れてるんだよなきっと・・・


バランスの定義、位置づけ・・・

なんというか噛み砕いて言えば、

自分の納得できる

心の落としどころを見つけられずにいたのよね。


焦っていた。

なにも成し遂げられずに

年ばかりとってゆくのではないかと。

そんな考えすら

今のこの大切なミニモニとの時間さえ汚してしまうような

悲しい気持ちにすらなった。


どこかで「私は全力でやりたいことに専念していない」と

痛めつけている自分がいた。


そんな年末あたりでの

私の切羽詰ったもがきに気づいてくれたのか

職場の保育園の園長先生が年末に

「ねぇ、ミニモニを週4で保育園に通わせてみない?

なんとか空きを作るわよ。

ミニモニは4日通って、モニカは3日一緒に働く。

そして1日はミニモニは私たちが預かって

あなたは完全フリーDay。

もし、誰か他のスタッフがお休みのときは

アナタにシフトに入ってもらえることもできる。

悪くないでしょ?」


と、提案してくださって、

「YEEEEESSSSS!!!」

私はそれこそ秒で即答。


かくして私は火曜日のミニモニ無しのキッズフリーデイを

手に入れる事が出来たのである。


というか私の職場、最高すぎませんか?

私以上に私を分かってくださる保育士の皆様・・・女神。


● ● ●

前置きがとんでもなく長くなってしまったのですが

そんなワケで私は今年から

週1で仕事からも育児からも解放される日を

手に入れる事ができたのですが

今週はその育児解放デイの2回目。


そして気づく。


「全力でやってないなんて寧ろ誰が決めていたんだ?

私、めちゃくちゃ仕事も育児も家事もそれこそ空いた時間の趣味だって

全力投球じゃないか!!!

そんな、ことを振り返る余裕すらないまま

ここまでひたすら走り続けてきたのか・・・」


と。


馬鹿だなあ。

全然、見えていなかったなあ。

と。

一気に肩の力が抜けた感じがした。


年末年始にかろうじて読めた

よしもとばななの本に

「私はどこにいても同じだし、

だからどこにも行けない、

そしてさらに同じ理由でどこにでも行けるとも

言えるというのが真実だと。」

という一説があって、

正に、今の私だなと思った。


私の気持ちの持ちよう次第で

私の可能性や自由や時間やそれこそ生き様さえも

一瞬で変えてゆけることができるのだ。


こうして書くと、

当たり前じゃないかと思うことも。

心に響くまでに

とても時間がかかったりする。

でも、一度

心に響いたのならば


もう、大丈夫。


もうバランスの取り方を忘れる事は

しばらく無いと思う。

そして今の所。


それが、私の「母」と「私」のバランスの答えです。