2021年4月5日月曜日

Vol.25 さて、バイリンガル教育始めます。

 ミニモニ18ヶ月。一歳半。

バイリンガル教育を本格的に始めていこうかなと思っている。

とは言っても、そんなスパルタにするわけではないけれど。笑

ミニモニの言葉が出始めて、

彼女の能力的にバイリンガル教育ができそうな否かを

ちょっと今の今まで様子見でいたんだよね。


ミニモニのおしゃべりは一歳頃から始まり、

もうここ最近のミニモニの言語発達度は著しい。凄い。

毎日、言葉や新しい発音を覚えてゆく。

彼女も彼女で楽しいらしく、ひとつ発音できるようになると

得意げに何度も何度も繰り返しては、ご満悦。


そんな彼女を見ていてある事が起きた。

ここ何日か雨模様が続いたある日、

私の前では「あーめー、あーみー、あーめー、あーみー」と

雨、と言う練習を繰り返していたミニモニが

保育園の先生を前にして

「Rain Rain!」 と何も迷うことなく発した。

これには私もビックリ。


そうか、この子の脳みその中ではもう既に、

この人には母ちゃんと意思の疎通が出来る言葉が分からないから

この人の言葉で言おう。と区別が出来始めているんだと。


今でしょ!

正に、そんな感じだった。

ここからは、私が本当に本当に気をつけて

ミニモニとの会話では日本語を徹底して話さなければならない。

今の所、日本語のプレイグループや日本語の保育園は考えていないけれど、

ミニモニの個性や興味次第で少し考えようかなとも思っている。


父ちゃんはオーストラリア人・英語が第一言語。日本語は本当にカタコト。

母ちゃんは日本人・日本語が第一言語。英語は第二言語。

夫婦の共通の会話は基本英語。

せっかくだから

家の中にいる時くらい多少日本語にした方がいいのかもしれない・・・


英語・日本語率はぶっちゃけ今の所、8:2くらいだろうか。

日本語と言えば、

母ちゃんと話すとき、日本人のお友達といるとき、本を読むとき、動画を観るとき、

有難い事に、ミニモニはノンタンやあんぱんまんが大好きなので、

好きなキャラから言葉を学んでくれるのは本当に助かっている。


周りのオーストラリアの人たちも「バイリンガル素敵!」という

ポジティブな反応をくださる人たちがとても多いので、

私もちょっと図々しいくらいに堂々と、

家にいても外にいても、何処にいても、

日本語をミニモニとの会話では重視してコミュニケーションをしていこうと思う。


ミニモニ・・・というよりも

私にとってこれはなかなかの難解なチャレンジだな。

うっかり使っちゃうんだよね。英語。


頑張ります。


2021年3月28日日曜日

Vol.24 1才児になってからというもの・・・

 保育士なのでよく先輩ママさんたちからそれはそれは

いろんなアドバイスを頂けるワタクシなんですが、皆口を揃えて言う事がひとつ。

ー1才児になってからなんだか知らないけれど、子供ってやったら色んな病気貰ってくるのよねぇ・・・免疫力あげるためには仕方ないとはいえ、家族みんな伝染るし体力精神力やられてキツいわぁ。

と。

このご意見、めちゃくちゃ甘くかわしていた。

ーえーミニモニは10ヶ月から保育園通いだし、6ヶ月12ヶ月ワクチンもちゃんと打ってるし大丈夫っショ!

的なね。

がしかし・・・年が明けてからというもの

なんかもうかりとあらゆる菌をアッチコッチから貰ってくるんですけど!?

それに加えて色んな食べ物を食べさせてみていたりするので、いきなり変なアレルギー反応が出たりして、ヒーヒーなってしまう。

ミニモニはマンゴーを食べさせたら舌がにきびみたいに白くブツブツなってしまって痛くてかゆくて大パニック。

保育園でも誰かしらが、鼻水たらしていれば

同じように数日後に垂らしているし、

かと思えばパーンと熱が出たり・・・

私は幸いにも娘と同じ職場である程度融通が利くのも本当に助かっているし、長年保育士として勤めてきて免疫力も超人な私だけれど、それでも仕事と育児の両立でヒーヒー言わされている身としては、他のママさんたちって一体どうやって乗り越えているんだろう・・・


本当に本当にお互い、大変ご苦労様です。


しっかし3月はそんな大変さを通り越す、

過酷なバイ菌耐久レースMonthにぶち当たっておりました・・・

嗚呼、思い出しただけでも白目。


手足口病。なりました。

最悪な事にミニモニ、喉と口の中にも出来てしまったがために

その週の木曜に発症して土曜日には水すら飲まない状態に。

脱水症状一歩手前、救急に駆け込んで点滴を打たせるか否か。

(その後、りんごジュースとミルクでなんとか乗り越えられました・・・泣)

そんな恐ろしい状況にも陥って、精神的にもだいぶ堪えた・・・

なによりも、

病気の子供やグズグズな子供に慣れていない旦那は

心配すぎるが故に私に当たり、

私も私で寝不足の極みな状態で旦那に当たり、

家の中マジでドス黒カオス・・・


絶対に2人目妊活なんてするもんかチクショー!!!

と本気でカオスの中で誓っていた。


ミニモニを旦那に預けて

夕方からの仕事ミーティングにでかけた

車の中で泣いた。

ミニモニの前でも

泣いてしまった。

なんだろう。でも、

なんだか上手く泣けない自分もいたりして。

号泣したかったけれど、

たぶんそうしたらもう自分を保てなくなりそうだったからかな。

目に涙溜めて零れないように泣いた。

最近泣くときはこのスタイル。ママ泣き。


手足口病が治まっても、

免疫力がすっかり下がってしまったミニモニは

それからも風邪を引いて眠れない夜を過ごして、

またまた免疫力が下がり・・・

やっとなんとか負の病気ループから抜け出せたと思ったら、

今度は

保育園の子供がRSウィルスにかかったと。

しかもその子のママさん、

普通にウィルス判定検査中も(知らないフリをして)

保育園に通わせ続けていたので

ミニモニのクラスで集団感染・・・


そんなワケで、

まだウィルスとの戦いは果てしなく続きそうです。


次はいつBlog書く時間とれるかしら、

オーストラリアはこれからどんどん冬になってゆくしね、

インフルエンザも怖いね。

コロナはもっと怖いしな。。。


はぁ・・・やれやれ。

子供も大人もみんな健康が一番ですね。



2021年1月19日火曜日

Vol.23 「母」と「私」のバランスの取り方の答え

 もう気づけば1月も中旬…ではなく下旬に差し掛かっている。

なんて恐ろしい・・・。


私とミニモニの日常は年末年始も24時間営業してるので、

ゆく年くる年なんて瞬きのように過ぎ、

あ、行っちゃった年末、あ、って言うかもう行っちゃったの年始!?な日々でした。


さて本題へ。


去年の9月頃の投稿でも書いているけれど、

正直12月から1月にかけてやたらと恐ろしいほど精神的にザワザワしていた。

ザワザワし過ぎて書き出すのも億劫、

というか空回りしすぎて書けなかったというのが正しいのかもしれない。



「母」と「妻」と「私」のバランスの位置づけが一向に出来なかったからだ。


否、

もっと言うと 「母」と「私」のバランスだな。うん。

「母」と「妻」のバランスはこれもめちゃくちゃ長くなる議題なので

今回は書かないでおきます。


「母」

こんな議題に時間を割く余裕ができているのだから

ミニモニとの私のバランスはきっと一番取れているのだろうと思う。

実際、育児は毎日感動するほど震えるほど幸せに満ち溢れていて

全てが楽しくて仕方ない。文句なし。

それに育児なんて日々の子供の成長過程で変化してゆくものなので

バランス定義なんてコロコロ変わって当然なのだけれど


なぜだろう・・・


私の「母」としての部分が私自身の割合を占めれば占めるほど

私の中の専念したい事に集中できない私が

もどかしさに苦しんで窒息しそうになっていた。

「もっとゆっくり本が読みたい」

「もっと絵が描きたい」

「もっと文章が書きたい」

(書き出してみると意外とシンプル・・・)

これは仕事ではない。そう。趣味。

いずれは仕事にだって活かしてみたい。

まあでも、こういった願望は本当に育児そっちのけでやったりすると

「母親失格」が出てきそうな案件でもあったりする。


そして当たり前だけれど、そんなまとまった時間など取れずに、

空いた隙間時間でこなそうとしても全然気分がノラない。

結局ソーシャルメディアをスワイプして1時間が終わるなんて日々。


今書いていても思うけれど、

そういうときは大概疲れてるんだよなきっと・・・


バランスの定義、位置づけ・・・

なんというか噛み砕いて言えば、

自分の納得できる

心の落としどころを見つけられずにいたのよね。


焦っていた。

なにも成し遂げられずに

年ばかりとってゆくのではないかと。

そんな考えすら

今のこの大切なミニモニとの時間さえ汚してしまうような

悲しい気持ちにすらなった。


どこかで「私は全力でやりたいことに専念していない」と

痛めつけている自分がいた。


そんな年末あたりでの

私の切羽詰ったもがきに気づいてくれたのか

職場の保育園の園長先生が年末に

「ねぇ、ミニモニを週4で保育園に通わせてみない?

なんとか空きを作るわよ。

ミニモニは4日通って、モニカは3日一緒に働く。

そして1日はミニモニは私たちが預かって

あなたは完全フリーDay。

もし、誰か他のスタッフがお休みのときは

アナタにシフトに入ってもらえることもできる。

悪くないでしょ?」


と、提案してくださって、

「YEEEEESSSSS!!!」

私はそれこそ秒で即答。


かくして私は火曜日のミニモニ無しのキッズフリーデイを

手に入れる事が出来たのである。


というか私の職場、最高すぎませんか?

私以上に私を分かってくださる保育士の皆様・・・女神。


● ● ●

前置きがとんでもなく長くなってしまったのですが

そんなワケで私は今年から

週1で仕事からも育児からも解放される日を

手に入れる事ができたのですが

今週はその育児解放デイの2回目。


そして気づく。


「全力でやってないなんて寧ろ誰が決めていたんだ?

私、めちゃくちゃ仕事も育児も家事もそれこそ空いた時間の趣味だって

全力投球じゃないか!!!

そんな、ことを振り返る余裕すらないまま

ここまでひたすら走り続けてきたのか・・・」


と。


馬鹿だなあ。

全然、見えていなかったなあ。

と。

一気に肩の力が抜けた感じがした。


年末年始にかろうじて読めた

よしもとばななの本に

「私はどこにいても同じだし、

だからどこにも行けない、

そしてさらに同じ理由でどこにでも行けるとも

言えるというのが真実だと。」

という一説があって、

正に、今の私だなと思った。


私の気持ちの持ちよう次第で

私の可能性や自由や時間やそれこそ生き様さえも

一瞬で変えてゆけることができるのだ。


こうして書くと、

当たり前じゃないかと思うことも。

心に響くまでに

とても時間がかかったりする。

でも、一度

心に響いたのならば


もう、大丈夫。


もうバランスの取り方を忘れる事は

しばらく無いと思う。

そして今の所。


それが、私の「母」と「私」のバランスの答えです。